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第一種電気工事士 計算問題を極める (コンデンサと静電容量)

目次

はじめに

初めて電気の勉強をしていると必ず(静電気)というキーワードに触れます。
自分はコンデンサ等計算が1番苦手でした。これからコンデンサと静電容量について解説して実際に出題された問題を解説していきます。

コンデンサと静電容量

 向かい合う2枚の電極に電圧を印加すると、電極間に静電力が働き電荷が蓄積されていく。
言い換えればただ単に電気が蓄えられるという解釈でOKです!(静電力=クーロン力という)

これらを利用して電荷を蓄積する電気部品をコンデンサと呼びます。
また、コンデンサの電荷を蓄える能力を静電容量と呼ぶ。単位はF(ファラド)で表す。

静電容量は、電線相互間や電線と大地間にも存在するため、高圧電路の設計時にはポイントになります。
(自分は電気管理技術者ですがキュービクルの設計もします)

静電容量の基本式

図1において以下のように立式できます。

図1

>静電容量

※ε=誘電率

>電荷量

>静電エネルギー

>電界の強さ

合成静電容量の計算

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Sunn
抵抗計算とは直列・並列の関係が逆の関係になるんだね!
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これから実際に出題された問題を解いていきましょう!

実際に出題された問題 問題1

問題1 図のような回路において、静電容量1(μF)のコンデンサに蓄えられる静電エネルギー(J)は。

<解答>

実際に出題された問題 問題2

問題2 図のように静電容量3(μF)のコンデンサ3個を接続して、直流電圧1000(V)を加えたときコンデンサに蓄えられる全静電エネルギー(J)は。

<解答>

まとめ

コンデンサと静電容量について簡単に開設しました!
また、新規問題を追加予定ですのでお楽しみに。。

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